プロフィールムービーで結婚式の余興を盛り上げる

京都エタニティ

カテゴリー:ウェディング準備

結婚式の華、高砂の魅力と演出

投稿日:2024.08.24更新日:2024.09.25

結婚式の華、高砂の魅力と演出のイメージ

結婚式がはじめてのカップルには、プランナーさんとの会話の中で聞きなれない言葉がたくさん出てくると思います。

今回は「高砂」(たかさご)について詳しく深堀りします。

新郎新婦が座る特別な席「高砂」

「高砂って…何?」と思った方もいらっしゃるでしょう。
高砂とは、結婚式において、新郎新婦が座る特別な席のことです。

この席は、結婚式の中心的な存在として、ゲストの視線を集め、会場の雰囲気を決定づける重要な役割を果たします。

本記事では、高砂の意味や歴史、演出のアイデアについてご紹介します。

新郎新婦のための席、高砂の意味と由来

新郎新婦のための席を高砂と呼ぶのはなぜでしょうか。

高砂という名称は、兵庫県にある高砂神社の「相生の松」(あいおいのまつ)が長寿や夫婦円満の象徴とされることにちなんでいます。

結婚式で新郎新婦が座る席をこの名で呼ぶことで、幸せな結婚生活への願いが込められているのです。

伝統的な日本的な式では、高砂は会場の正面に設けられ、新郎新婦が並んで座ります。

現代の結婚式でも、この配置が基本となっていますが、会場や演出によってはアレンジが加えられることもあります。

高砂って英語で何て言うの?

結婚式の高砂は、英語で一般的に “sweetheart table” (sweetheart: 恋人、愛人、table: テーブル)、つまり、新郎新婦が座る特別なテーブルという意味になります。

その他の表現として、”head table” “bride and groom’s table”(新郎新婦のテーブル)があります。

カジュアルな結婚式では”sweetheart table” が一般的で、フォーマルな結婚式では” head table “”bride and groom’s table” を使うこともできます。

高砂の重要性

高砂は、単なる新郎新婦の座る場所以上の意味があります。
以下のような重要な役割を果たしています。

  1. ゲストとの距離感を演出し、新郎新婦の存在感を目立たせる
  2. 会場の雰囲気を作る
  3. 写真撮影スポットとなる

高砂の装飾や配置を工夫することで、結婚式全体の印象を大きく左右することができるのです。

魅力的な高砂の演出アイデア

高砂を魅力的に演出するためのアイデアをいくつかご紹介します:

フラワーアレンジメント
花は高砂の装飾に欠かせません。季節の花々を使ったアレンジメントや、新郎新婦の好きな花を中心に据えたデザインなど、様々な演出が可能です。テーブルの前面全体を花で覆う「フラワーウォール」も人気があります。

バックドロップの活用
高砂の背後に設置するバックドロップ*は写真映えを考慮しつつ、会場の雰囲気に合わせて選びましょう。レースのカーテンや、木製のアーチ、グリーンを使った自然風の背景など、選択肢は豊富です。

*バックドロップとは、特にイベントや写真撮影の際に使用される背景のことを指します。結婚式では、高砂やフォトブースの背後に設置されることが一般的です。バックドロップは、デザインや素材によって会場の雰囲気を大きく変えることができ、ゲストや新郎新婦の写真をより魅力的に演出します。

ライティングの工夫
適切な照明は、高砂を一層引き立てます。スポットライトで新郎新婦を照らしたり、キャンドルを配置してロマンティックな雰囲気を演出したりするのも良いでしょう。

新郎新婦にちなんだデコレーション
新郎新婦の名前やイニシャルを使ったデコレーション、二人の思い出の品を飾るなど、個性的な演出も可能です。これにより、より親密で個性的な空間を作り出すことができます。

まとめ

高砂は、結婚式において新郎新婦を最も引き立てる特別な場所です。その演出方法によって、結婚式全体の印象を決定してしまいます。花や照明、バックドロップなどを工夫することで、二人らしさを表現し、ゲストにいつまでも覚えてもらえるような素敵な空間を作り出すことができるでしょう。

高砂の準備に当たっては、会場のプランナーと相談しながら、自分たちの理想とする雰囲気を伝えていくことが大切です。また、予算や会場の制約なども考慮しつつ、バランスの取れた演出を心がけましょう。

結婚式当日、高砂に座る新郎新婦の姿は、まさに主役です。思い出に残る素敵な一日の中心となる高砂で、幸せなひとときを過ごしていただきたいと思います。

そんな幸せなひとときをいつまでも残したい、という願いを京都エタニティはお手伝いしています。